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【令和版】NURO光が遅いと言うユーザーが気づいていない事実!

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自分の地域にもNURO光が来てると知ったので、超高速2Gbpsを体験したいと思っていろいろ調べていました。そうしたら、すごく単純な疑問が1つひらめき電球
それは、「なぜ、NUROユーザーは2Gbps対応の高速LANアダプタを増設しないのか?」という事です。
ほとんどのユーザーがスピードテストをしては「NURO遅い!」「2Gbps契約なのに1Gbpsも出ない!」と叫んでいるのは、本当にただ単に1000Base-TのLANに接続(つまり、1GbpsでLAN接続)しているからだと思いますビックリマーク

なぜなのか?これから自分が推測したことを解説します。
まず、基本的な確認からですが、NUROは公式で「NURO光のONUはルーター機能を搭載し、最大2Gbpsの通信が出来る。そして、NUROのネットワークからホームゲートウェイ(=ONU)まで、最大2Gbpsを提供している」と明確に言っています。

これは、「NURO光のルーター付きONUは2Gbpsの通信速度を出せる性能がある」という事で間違いないと思います。問題はそのあとの「通信速度について」という注意書きでしょう。

「※2Gbpsという通信速度は~“使用する個々の端末機器(ユーザーが使用しているパソコン)”までの通信速度ではない」
 

つまり、「ONUとパソコンをLANケーブルを繋いだ時の速度は、使っているパソコンのLAN性能に依存する」と言っていますビックリマーク
もっと詳しく解説すると、現在ほとんどのパソコンで内蔵してるLAN機能というのは、“1000Base-T”という最大1Gbpsの通信速度までしか対応していません。また、LANケーブルも10Gbpsまで対応のCat6A(カテゴリー6A←このAが重要)かCat7(カテゴリー7)という規格の物を使用しなければ2Gbpsに対応していません。特に2番目の米印なんて、「1Gbpsの有線接続時の最大通信速度は概ね1Gbpsです!」と至極あたりまえの説明をしていますえっ
なので、どんなにONUの設定やパソコンの設定を見直して変更しようが全く関係なく、しっかりと条件を満たさない限り1Gbps以上の通信速度は出ないわけです。物理的にLAN性能が2Gbpsに対応してないんだから当然ですよね目


これが、冒頭の疑問で指摘した「高速LANアダプタを増設する」という事ですひらめき電球
LANケーブルは皆さん気づいて交換するみたいですが、ここの注意書きが若干わかりづらい為にほとんどのユーザーが読み間違いをしているようです。とあるNURO光を解説した個人ブログなどは、「NUROのONUは最大1Gbpsの通信性能」と言い切っちゃってますから騙されているユーザー多いんじゃないかなぁかお

では、実際どうすれば良いのか?
使用してるパソコンがデスクトップ型なら1Gbps以上に対応した内蔵型ネットワ​​ークLANカードを増設します。
パーツを増設出来ない小型のパソコンやノートパソコンを使用してる場合は、2.5Gbpsの通信速度が出るUSB3接続のネットワークLANアダプターを付けます。amazonで検索した具体的な例をあげると下記のような製品ですひらめき電球

 

【10Gbpsまで対応 内蔵PCI-e接続のLANカード】

 
 

 

【2.5Gbpsまで対応 外付けUSB3接続のLANアダプター】

最大限の速度を求めるならば絶対に内蔵カードが良いですが価格差が3倍以上あるので、とりあえずならUSB接続の外付けアダプターで良いかも知れません。USB端子の先にType-C変換アダプターを差せばmacユーザーでも使用できますキラキラ


これらを増設しなければ、わざわざ高いお金を出して2Gbpsの高速通信を契約する意味がありません。
最近は各社プロバイダーが10Gbpsを格安で提供していて対応製品もかなり安くなってきたので、このブログをお読みくださったNURO光ユーザーはぜひ、高速LANアダプタの増設を試してみてください。
もちろん、ネットワーク通信はベストエフォートなので増設後も期待した速度が出ないかもしれませんが、夢の1Gbps超えが手に入る可能性が極めて高いですビックリマーク

最後におまけですが、実はLAN性能以外にも通信速度のボトルネックになる部分があります。それは、パソコンの頭脳ともいうべきCPUですひらめき電球

ネットワーク通信というのは本来、ものすごく作業負荷が高いです。自分のネットワーク環境はまだ最大1Gbpsの契約ですが、ハイエンドと言われたintel6コアCPUのCore i7-8700Kで大容量のファイルをダウンロードすると最大CPU使用率が15%にもなります。


「たった15%でしょ?」と思うかも知れませんが、内蔵LANカードにもデータ通信用の専用CPUともいうべきコントローラーがあって、パソコンの負荷を極力担うようになっているのにも関わらずこの負荷はかなり高いです。
試しに、自分が持っている3種類のパソコン(サーバー向けPC1台・ハイエンド向けPC2台)でGoogleスピードテストをしてみました。

同じ1Gbpsの通信環境で同じ時間帯、Cドライブはどのパソコンも500MB/sの速度が出るSSDにも関わらず、パソコンの性能でこれだけの違いがあります。
NURO光で最高速度を極めたい方は、高速LANアダプタの他にハイエンドCPU搭載パソコンと、ついでにハイスピードSSDも揃える事をおすすめしますにひひ

 

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